草薙の拳の源流って何処よ。と考えた場合、草薙の剣がオロチの末端から取り出された(正確には天群雲剣だけど)という伝承があり、オロチ一族で炎を扱うクリスが『暗黒大蛇薙』を使う…という事実を踏まえると、草薙の拳の源流はオロチ一族にあるという妄想が可能だな。などと唐突に思った。
狂気に駆られると炎が蒼くなるという設定(KOF京)は、オロチの血が混じった庵の炎が蒼いことと矛盾するものではないし、どう見てもなんらかの形で神道と関わっているであろう神楽と違って、あまりに独創的な形態を持つ草薙と八尺瓊の拳の源流は敵にこそある、というのは割とありえる話ではなかろうか。
同様に、小説版ではなかったことにされているほどに設定の無い紅丸の雷は、荒れ狂う稲光が解放された600年前に、荒れ狂う稲光が最初に転生した人間と当時の二階堂家の人間との間になにかがあった結果なんじゃねーかとかそういう妄想。実にその辺のSS的でアレだな、我ながら。