そういえば、母の日フェアにあわせて、ちっこい連中の描いた「お母さんの絵」が飾られてたりするわけです、バイト先に。未だに。
それ自体は至ってありふれているイベントなのですが、その中にひときわ目立って毛色の違う絵があるわけですよ。分析というほどたいしたものじゃないんですが、例えば漫画とかアニメをよく見ている子はそういった感じだったり、そうでない子は目や唇の形をリアルに描こうとしてたり。それは2歳でも3歳でも4歳でも5歳でも6歳でも7歳でも変わらないわけです。
その中に、すべての絵がニコニコ笑ってる母親の絵なのに対して、ひとつだけ、なんというか、人を描いたとは思えない絵が。笑ってもいない。まだ絵心がないから当然だと考えるのは簡単だし、そういう目で見てしまう自分を恥じろといわれれば確かにその通りです。
が。気になって仕方がない。母親にことあるごとにひどく怒られるとかなら、まだいい。虐待とか受けてないことを祈る。