長いのでこっちでレスー。

  • 何の異能もない誰かの物語

獲物が槍な佐々木小次郎的生き方の奴をイメージしてたんですが、そんなにありえませんかねえ。
彼は農民出身の普通の人間であり、魔術師でも暗殺者でも異能保有者でもありません。ですがひたすらに努力を続けた結果として、英雄たちとも互角に渡り合えるほどの剣技を得ているわけです。
で、この辺りが好みの問題だったり作風だったりするのですが、燕返しのように魔術的な必殺技ではなく、もっと単純に、「構えを必要としない上にあまりに速過ぎるために、防御することが極めて困難な突き」といったような必殺技を持つ槍使いなどがいた場合、それは果たして本当に吸血鬼とわたりあうことが出来ないのかどうか、という。
吸血鬼が復元呪詛を有効に働かせるには魔力(ないしそれに類するエネルギー)のようなものが必要だとされていますが、それが枯渇するまで全身穴だらけにすることが可能な奴がいれば、それは充分に『異端へ対抗策を持つ人間』だと言い切ることが出来ると思うのです。
佐々木小次郎にそれが出来るのは恐らく間違いなく、出来た人間が過去に存在するということは、現代にもいる可能性はゼロではない。と考えることは出来ないでしょうか。
勿論じりじりとした緊迫感描写のある地味な戦闘シーンも大好きですが、地味な描写が好きだというわけではなくてですね、最終的にあらゆる強さや必殺技が魔術的、魔法的、または異能的、概念的な要素に帰結するのが個人的にちょいと気になるという、今回のはそれだけのことですんでー。
そういうキャラは明らかに主人公ポジションではない、というのは、とりあえず棚上げということで。

  • 蛸問題

おお、お答えありがとうございます。すっきりました。
どのあたりが笑いどころなのだろう、とか一瞬でも疑問に考えてしまうとですね。もう気になって気になって、答えを調べずにはいられないといいますか。気になるようでしたら申し訳ない。気をつけます。

  • 士郎はJOJOっぽい

ですねー。投影があって固有結界があり固有結界があって投影があるという意味でも、戦闘のほぼすべてが基本的な能力の応用と裏の掻きあいであるJOJOとマッチしてる感じですね。
自意識のあるスタンドだろうか、などと考えると、本体である士郎とのやり取りが笑えそうでいい感じですな。