テーマは生命、だね。
ママさんと妊婦の会話とか非常にいい演出だと思ったですよ。
汗だくになって頑張るのび太と、それに理解を示すパパの包容力。素晴らしい。新アニメ版のママは単なるヒステリックなだけの女性ではなくなっているようで安心した。そしてフタバスズキリュウの同一視の話だけど僕の調べてみたところ僕の勘違いのようなので忘れてください(私信)
で。僕は声優さんたちが交代してからのドラえもんを見るのはほぼ初めてです。初めてですが違和感が皆無だったのは、僕がテレビというより原作寄りでドラえもんを認識していたからだろうか。親友のドラえもんマニアが本を山ほど持ってたしな。記憶と違うところもあったのだけど、この映画に関してはまさに今さら何を語ることがあろうかって感じだ。実に素晴らしい映画でありました。
原作と違ってたところもいくつかあったけど、ラストのバトルシーンも含めておおむね満足しました。面白かったなぁ。DVD買おうか。
子供たちの無邪気な浪漫と、幼いながらも確かな友情と、ほんの数週間ともに過ごしただけのピー助のために命を賭けた名もなき少年少女の大冒険。のび太の勇気と、ジャイアンの親友に対する情愛の念と、命に対する静ちゃんの真摯な態度と、スネ夫の冷静で常識的な思考と機転。
くそう。不覚にも何度か泣いてしまったぜ。
そうとも。大切なことはすべてこの映画に詰まってる。
ドラえもんの見せ場? まあ、あえていうなら温かい目かな。
どうでもいいけれども、静ちゃんの入浴シーンがやたら煽情的だったのが妙に印象に残った。