車高の面白くなさは異常だ。
というのも、僕は教師という奴が大嫌いである。理由としては子供のころに酷い目に合わされたからなのだが、僕を酷い目に合わせた教師と同じ匂いを車高にいる一部の教師たちから感じるのだ。具体的には自分たちが偉いと勘違いした態度と発言。
思うに、相手に対してふんぞり返っていてもそれを咎める人間が周囲に全くいない環境という奴が曲者だ。小学中学高校というものは極めて閉鎖的であり、気に入らないからといっておいそれと退学するわけにもいかない。しかも彼らに反抗的な態度を取れば、彼らの胸先三寸で生徒の処遇を決定できる立場にいるわけだ。「おまえは嫌いだから単位を落とす」といったことも出来てしまうため、ふんぞり返られる立場である人間はどうしても我慢を強いられる。
全く同じことが残念ながら車高の教師にも言えるようだ。
勿論全員ではないが、かといって一人二人でもない。一般常識のある社会人なら職場の同僚にも客にも取引先にも当然言わないような侮蔑の言葉がさりげなく出てきており、しかもそれに自分で気がついていない節がある。
教え方も統一されていないので、一人の先生の言うことを忠実に護って後方確認などを念入り過ぎるほどやっていれば「なにやってんのアンタ? 俺に媚びてどうすんの?」などと言われることが普通にある。まったく自意識過剰で意味不明な言いがかりであり、侮蔑のニュアンスすら含まれていることは明らかである。
ちなみに一字一句の装飾もない。このまま言われた。
閉鎖的な世界で、社会的に必須な技能について教える立場の人間の中には、ああいう連中が育つことがどうも多いらしい。恥も礼儀も知らんくせに相手を侮辱しふんぞり返るような奴が。
ああ、くだらねえ。世界はなにかが間違ってる。