はてな年間100冊読書クラブ:014
- 作者: 明神真琴,末次誉亮
- 出版社/メーカー: メディアワークス
- 発売日: 2006/05
- メディア: 文庫
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一万本の仁王剣などどうすればよいというのか。いや敵仕様ってことで忘れるのが一番健康的なんだろうけどさ。あるいは、一万本用意しないと確実に相手を殺せないというあたり、そういう意味では美姫姉さんは割と大味な性格なのかもしれん。つまり低命中。
むしろ光太郎と小夜たんの合体技とか、地獄の炎とかそういったものが非常に辛い気がしないでもない。地獄の炎にもA属性付けたくなる描写であった。
しかし光太郎が妙に弱い気がするのだが、それだけ無敵の引きこもり・河添が強かったということだろうか。薙乃も式神3の芝村的な発言からはかなり隔離する弱さだったように思うのだが、その辺もなにかありそうな気はする。
贔屓目も勿論あるだろうけど、謎云々を除いても普通に面白かった。
過度の期待はしないように買っているのだけども、読んでよかった。