Tears to Tiara 通常版

Tears to Tiara 通常版

彼らは、強者が弱者を護ることを潔しとし、強者から順に命を落としていったのだよ。
これだ人間だ。息子よ。
…ご、ごめんなさい。序盤の展開を見るに、まさかここまで面白く盛り上がるとは露ほども考えておりませんでした。魂より深くお詫びします。
真名による契約と、プィルとの会話で少しだけ出たアロウンの名前の以前に冠せられた称号、リアンノンの真名と操られたときのそれに対するアロウンの態度、竜が舞う時、巨人が踏み慣らした世界、妖精が歌う星、そして人間が笑う大地!
序盤散々狂言まわされた単語がこんな風に扱われるとはよもや思わず。
そして引き抜かれる聖剣をこう持ってくるのか。回想シーンだけで引っ張ってる気がしないでもないし、創世神話と今を生きるものとの戦いってのはうたわれるものでもやったことなので焼き直しといえないこともないけれども、そこはそれ、要は面白ければなんだっていいんだ。