はてな年間100冊読書クラブ:012

吸血殲鬼ヴェドゴニア―WHITE NIGHT (角川スニーカー文庫)

ファントムを呼んでニトロ熱が。再読。
ギーラッハの甲冑のビジュアル的な浮き具合は相変わらず異常だ。
もうちょっと若いころはわからなかったが、一環したフリッツのスタンスは実にいいな。最終的にはおそらくは「理性的に」タガをはずして酷薄に振舞えるけれども、基本的には、まあ、話のわかる奴ではある……と。神父を殺したくだりは素晴らしい。モーラは本当にいい兄貴を持った。