はてな年間100冊読書クラブ:038

おそろしく司馬遼太郎だ。秀家と秀康の、まあどちらも(政治はとにかくとして)武に秀でた奴なのがあまりに僕らしいのだが、この二人のエピソードはいいなぁ。
一番好きだったのは、最初のエピソードの小牧・長久手の戦いにおける「いずれも、強過ぎた」という一文であったあたりが僕の好みのどうしようもなさを感じる。あああああ、おもしれー。やはり僕が読む本はこれしかない。