はてな年間100冊読書クラブ:052

関ケ原〈下巻〉 (1966年)

関ケ原〈下巻〉 (1966年)

いつみても大谷刑部はヤバ過ぎる。宇喜田秀家も、島左近もヤバ過ぎるが、ここまで徹底的にやられたら血が滾るあまりに喀血しそうなほどに燃える。
そして例のごとく島津の壮絶さが脳裏に焼きついて離れない。千に満たなかった戦力で七万から八万といわれる追っ手を振り切り関ヶ原(岐阜県)から薩摩まで生還するとか人間のやることか。鬼過ぎる。
よし、次は戦雲の夢でも読むかー。