空腹で町を徘徊すると日頃と違ったものが見えてくる。
や、具体的にはいつも通るはずの駅で、いつも通ってる時間帯で、全然気が付かなかったラーメンの匂いを嗅いでラーメン屋を発見しただけなんですが、なんか面白かった。
つまり、こう、脳内で必要な情報としてラーメンの匂いを選択したわけでさ。帰宅途中だから喰えないっていう知識は無視されて、本能レベルで「腹が減った。なんぞ美味いものはないか」というような調査が脳内で行われていたわけだと思えば、人体の神秘を感じる。
挙句「む、ラーメンが近くにある予感!」という結論なあたりがなんともいえない。俺ってそんなにラーメン好きかなぁ。いやあ、まあ匂いが強い料理ではあろうが。