はてな年間100冊読書クラブ:069

新装版 坂の上の雲 (6) (文春文庫)

新装版 坂の上の雲 (6) (文春文庫)

山場があったわけでもなく、諜報戦とかが延々と語られ、押しつつ押されつつの戦闘が続けられて、全滅したり撤退したりを繰り広げる話が最後まで続いた、というようなイメージが。しかも秋山弟の影が薄過ぎる。…というような内容であっても盛り上がるべきは盛り上がり、結局は面白いのだというあたりは作者の技量なんだろうなあ。