思考のまとめ。および今後の読書の指針。
端的にいえば異世界召喚分が飢餓状態にある。さしあたっては10日くらいに出るといわれているブギーポップの新刊を読んでから、ということになろうが。
ギギギ。そんなわけでダイソードでも読むかなあ。
あるいは、(明らかに僕が常読んでいる本とは毛色が違うにもかかわらず)ゼロの使い魔あたりに手を出してしまいそうなのだが、あの作品は、たとえばサコミズ王のように戦時中あたりから召喚されてもとの世界に戻る術がなく(あるいは情を通わす相手が出来たとかの理由で)元の世界に戻れなかった(または戻らなかった)ような人間が存在するのだろうか。時系列でいくと、爺さんとか婆さんとかになるだろうし、あるいは織田信長は実は死んでおらずに異世界召喚されてましたとかって感じで「四百年前の古文書に異世界から来たとされる人間がいる」といった記述が存在し、その人がファンタジー世界観におけるオーパーツ、つまり鉄砲のようなものをもたらした結果世界が激変したとかそういった内容であれば是非もなく読むのだが、あの本の主軸というか一番魅力的な箇所は明らかにそこではないと断言できるので、なんとなく躊躇するところではある。
つうかリーンの翼もちゃんと見てないんだなあ、そういえば。あれは異世界召喚というか…バイストン・ウェルが舞台の物語はスケールがデカ過ぎてもはやそういったレベルで括れるものではないような気もするので、結果として僕が満足できるような「いかにも異世界召喚的な」要素を摂取できるかどうか、というと不安がないでもない。