はてな年間100冊読書クラブ:101

宮本武蔵(二) (吉川英治歴史時代文庫)

宮本武蔵(二) (吉川英治歴史時代文庫)

残念ながら、本日読み終わってしまったので、ここまでが今年分。明日から来年っ。
何が腹立つといえば、今回の後書きほど読後感を吹き飛ばして怒りに打ち震えたものはない。
宍戸梅軒を訪ねにいって不在だった武蔵が吉岡清十郎との果し合いの約束を実行するために京都へ、といった内容でしめた二巻の後書きに、よりによって宍戸梅軒がどのように武蔵と戦うのか、といった、宍戸梅軒のエピソードの核心ともいえ宍戸梅軒その人となりを示す重大なエピソードを書き示すという読者への冒涜と不敬。酷すぎる。これはない。俺は今日ほど悔しい思いをして、しかも後悔したことは久しくない。誰だこの後書き書いた奴。
って、伊藤桂一かよ! 勘弁してくれよ、ホントに。
つうか、この路線でいくと小次郎が聾者だとかいうのってありえんと思うのだが、バカボンドはいったいどうなっているのだろう。読んだことがないのだけれども、読んでみるかー。