二巻時点で重要なのはこの点。
グリフォンを飼いならして乗りこなしている
グリフォン部隊およびワルドがその後(僕が既に読んでいる4巻時点では少なくとも)使い魔を伴っているシーンがない
・同様にグリフォン部隊の人間およびヒポグリフ部隊の連中全員に使い魔の描写がない
グリフォン部隊は男の子の憧れである
発展。誰にでも「頑張ればなれるのではないか」と思わせる要素がなくては男の子の憧れの職業になどなるまい。よって、使い魔を召喚した段階でも「まだ希望がある」と思えるのが自然だろう。以上の理由により、グリフォン部隊は、後天的に使い魔をグリフォンに変更した可能性がある。
使い魔が死ねば契約は解消されて新規に召喚できる、とするのならば、召喚術をある程度かじってから召喚しなおせばまともな使い魔と契約できると考えるのはいたって自然のことであり、それを実行に移しただけであろうとも考えられるが、そうするとルイズの「使い魔はパートナー」という発言およびヴェルダンデを溺愛するギーシュはむしろそれなりに珍しい部類にはいるのではないか、と推察できる。これだけだとなんということはないが、4巻での描写とあわせて考えると面白くなってくる要素だ。ふむふむ。
まあ単純に召喚時点で幻獣のひとつも呼び出せぬような無能に親衛隊に入る価値はない、ということかもわからんが。タバサなんかは風竜召喚してるわけだし、ドラゴンライダー部隊はタバサクラスの素質もちでないと入れないとするのならば、おまえらどんだけ強いんだよ、ということにも当然なろうな。3巻見る限り到底そのようには見えないが、あるいは俺が読み落としているだけで実はシルフィードは古今稀に見るちょうすげえドラゴンです、ということもあるかもしれん。そうするとまあドラゴンライダー部隊の実力は才能主義を採用したとしても妥当なあたりだろうな。