はてな年間100冊読書クラブ:050

ようやく半分。ペース的にはちょうど一月ぶん先取りしてるのか。いい調子だ。
あー。ただでさえMPLSとか合成人間とかそういうのをゴロゴロ出す作品なのだから、なにがしかの能力に覚醒するという展開は余程さりげなくやるか革新的な魅せ方をすべきであろうと思うのだが、こういうことをしてしまうのかー。あー。BLEACHでクラスメイトたちがそろって霊能力に目覚めたのを読んだときと同じような脱力を感じる。
こういう能力者バトルにおいて能力を持たない戦闘員というのは読者に感情移入させるという視点において(自分でもやりようによっては勝てるというような発想が出来るか出来ないかは雲泥の違いであろう)割と重要だったと思うのだが、こういう考え方はもう流行らねえんだろうなー。それこそBLEACHが大絶賛されているあたり。
あと名前と顔を一致させることがリアルでも非常に苦手な俺は、ブギーポップシリーズが出るたびに続々増え続けるキャラクターが、もうワケがわかってないといっていい。せめて一言二言説明をいれてもらえないもんかなー。最近のキャラだとピート・ビートしか名前と能力が一致せず、それすらも能力名とか人間名は既に忘れてるもんなあ。
あとどうでもいいが、挿絵がなんというか、すげえ「こなれて」きてるのが見ていて切ない。電撃だから当然といえば当然のような気もするがエロゲーみたいな構図が多くないか。