はてな年間100冊読書クラブ:055

戦国軍師の合戦術 (新潮文庫)

戦国軍師の合戦術 (新潮文庫)

まさか最初から最後まで合戦術ではなく呪術について書かれてしまうとは思わなんだ。軍神やら縁起を担ぐ的な合戦作法からの切り口がほとんどで、期待して買った方向性とはちょっと違ったが、これはこれで初めて読む類の本なのでよし。面白かった。しかし甲陽軍鑑とか上井覚兼日記とかが貴重な資料であるのはわかるんだが、もうちょっとほかに資料はなかったのか。ほとんどこの2ツではなかったか。