涼宮ハルヒの消失

観てきた。なんかスゲエ久しぶりに映画を観に行った気がするのだが、前回観た映画であるところのアバターを未だにやっていたあたりが恐ろしい。アカデミー賞で惨敗したのがそんなに悔しかったか。

  • 突き詰めていけば単にインターフェイスであるに過ぎない長門に感情が宿る、というのは九十九神というか一種のアニミズムだと思うんだが、こういう思考は海外でもウケるんだろうか。人間願望、という単語を思い出した。いや思い出したもなにも、そのままですけども。
  • あれ。なんかwikipediaにアクセスできねえ。なんでだ。
  • キョンに掴みかかられたときの長門というのは、ワケのわからないSF的なことをまくし立てながら「おまえならばあるいはと思った」みたいなことを言われたわけで、キョンはもしかしてSFが超好きな男の子で、もしかして私ならその話が出来るんじゃないかと思って声をかけてみたけど結局知らなかったので超ガッカリした、みたいに見えて、ちょっと責任的なものを感じてしまったのではないだろうか。などとどうでもいいことを考えた。いやあ、でも、子供のころからズーッと本読んでる人って、絶対こういう寂しさとか感じたことがあると思うんだけども、消失長門みたいな性格の女の子だとそういう感情が強かったんじゃないかなあ。まあ話の内容とはまったく関係がないんですがね。
  • しゃみーしゃみーしゃっみごっはんっだよー
  • 余計な言い回しとかのことごとくが実にライトノベル的で聞いていて辛かった。アイスピックのくだりとかもう出だしからしてやたら冷静になってしまった。…というのは、原作における最初の数十ページが最も読むのが辛いのと同じことなのだろうか、と思えば、原作的といえるのかもわからん。
  • 最後の自問自答がやたらガラが悪いのは意図的なものだろうか。踏ん付けるだけならとにかく、踏ん付けてる足を強調しすぎだろー。引くわー。
  • つうか大枠以外ほとんど忘れてんなあ。消失を読み直してからいくべきであったわ。不覚。
  • エンディングのスタッフロール、エンディングテーマが流れ出した瞬間からどういうわけか仰げば尊しが頭で鳴り響いて離れなかった。なにごとであろう。
  • なんだか俺は随分と消失長門に感情移入して観ていたようで、上記のように、長門はどう考えていたかとかそんなことばかりをずっと考えながら観ており、もうちょっと気になる演出がいくつかあったと思うんだが、メモ帳を忘れていた所為で忘れてしまった。ちきしょう、またいくか。というか、俺がハルヒという作品にいまいちのめり込めないのは、狂人時代のクラウド=ストライフのごとく何事にも興味を示さないキョンに感情移入が出来ないからかもしれんなー。