関ヶ原島津退き口

関ヶ原島津退き口―敵中突破三〇〇里 (学研新書)

関ヶ原島津退き口―敵中突破三〇〇里 (学研新書)

割と有名な本だと思うが、なんとなく読んでなかったので、なんとなく読んだ。
島津の退き口そのものは大変有名なので概略としては勿論知っていたのだが、その具体的な背景やら、義久との政治的対立とか(にも関わらず基本的に政治的にはほとんど常に苦しい立場をとり続けているのは義弘というあたりが義久の政治力という奴なのか)、具体的な兵数、撤退ルートなどを延々を記す内容であり、大変面白かく読んだ。