ザビエルに始まりザビエルに終わる

母親に妙なことを吹き込みすぎた。
最初はザビエルの話であり、島原の乱あたりと絡めて話して、キリシタン一揆としての側面であるとか、大友宗麟が寺社仏閣を焼いて回ったりとかそういう話を面白おかしく話しすぎたせいで完全にアンチザビエルとなりはて、このたび浄土真宗と信長がいかに戦ったかという話をすると、昔は宗教ってのはどこもカルトみたいなもんなのねえ、という結論に達したらしく、口にも出すようになり、いや、見方によっては確かにそれはそうなんだが、あまり妙なことばかり教え過ぎたかもしれない。口外されると敵を作るような気がしてきた。でも面白いのでよしとする。