ストパン6-8話

ストライクウィッチーズ2を見た。
6-8話まで。1期に比べてエピソードのためのネウロイという感じで、まずエピソードがあって、それに絡むようにしてネウロイが出てくるという大変ご都合的な話が続くためネウロイが強敵であるという感覚があまりなく、ウィッチが強力な兵科であるというよりは戦艦や戦闘機乗りが弱いのではないかとすら思える。1期ラストで他ならぬシャーリーが複葉機に乗ってネウロイの攻撃を掻い潜ってたワケだし、おまえら一撃で殺られてんなよ。
だがそんなことはどうでもよく、きっと誰もが「君はどこに落ちたい?」と口に出したであろう、高度三万メートルでの戦い、こういう話を見るために俺はストライクウィッチーズを観ているといっても過言ではあるまい。接触回線をイメージさせる会話シーンといい、軌道エレベータネウロイといい、俺の脳の駄目な部分を根こそぎ刺激する大変よいお話であった。
しかし、ソヴィエト連邦にさえ生まれなければ、ガガーリンはもっと違うコメントを残したのではないか、という気はする。あるいは俺が宇宙に幻想を持ち過ぎているだけか? どこを見渡しても、そこに神はいた。たしかにいたのだ。