三十肩

肩が痛い。
仕事中はまったく平気だったのだが、家に帰ってきたあたりから辛くなりはじめ、日付が変わることには拷問のような時間と相成った。しかし勝利マンの不屈の闘志をこよなく愛する少年時代を送った俺は、この程度の痛みに屈して「早く寝よう」などと思うことそのものが敗北的であると思えるので、あえて3時くらいまで起きてから寝た。
誰も得せず、どこにも勝利など存在しないが、しかし敗北だけはならぬ。敗北だけはならぬ!