嫌韓

何度もいうようだが、何かを嫌うという行為はエネルギーを使う。
俺には無理だ。正直俺にとって韓国が日本にぶつけてくる憎悪などというものは(実際にそんなものが存在しているとしても)どうでもよすぎる。母親が見ている韓国のよくわからんドラマは正直なところ俺にとってまったく面白くはないが、それは俺が単に嫌いだというだけの話であって、ドクターハウス等のアメリカドラマが可であり、韓国ドラマが非だというのは筋が通らん。
それを流すことそのものはどうでもいいのだが(いや本音を言うと俺がメシを食っている横で執拗に韓国ドラマを流すのは極個人的な理由で勘弁していただきたいが)、うちの母親が日本のドラマにまったく興味を示さなくなっているというのはちょっと面白くない流れではある。かくいう俺などは生まれてから日本のドラマを面白いと思ったことがまったくなく、観てみようと思っても続かず結局ほとんどまともに最後まで観たこともないのだが、そうではないはずの母親が日本のドラマに完全にそっぽを向いて海外ドラマにのみ眼をやっているというのはちょっと難しい話だ。
脚本とかどうなってるんだろう。以前、流言的に「脚本化としてプロになるべく訓練を受けた人間が書いているわけではない」というような話を聞いた気がするが、あれの真偽も実際どうでもよかったので調べなかった。別に必ずしもオリジナルである必要はないというのは映画やミュージカルの例を出すまでもなく当たり前のことだが、単に映像化するならアニメ化のほうが優れているところも多々あるわけで、住み分け、というのは難しい話だ。俺などは完全に傍観者なので適当なことを言うだけだが当事者は大変だな。
ところで実写ドラマってDVDの売れ具合とかで採算とってるんだろうか。よくわからん。視聴率とスポンサーCMだけで元が取れる時代は終わっているのではないかという気もするが、俺くらい筋金入りの素人になればそのあたりはサッパリわからん。誰か詳しいかた、哀れなやっくんめに御教示賜りたく。