はてな年間100冊読書クラブ:057

サーベルタイガーが戦争で運用される時点でお腹一杯だ。こういうのはある種の思考放棄であるとわかってはいるのだが、どうも、こう、趣味に合致し過ぎた展開を見せる作品は評価し辛い。
説明文が冗長な時があちらこちらにある気がするが、許容レベルの範疇だとは思う。amazonレビューを見る限り、大体が新城の主観で話が進むので、そういった部分が気に入らない人がいるようではあるのだけれど、そんなに酷いかなぁ、これ。この手の架空戦記で登場キャラクターの性格とかをわざわざ立てる必要性ってのはまったくない筈だしむしろ焦点がぼやける可能性すらあるので、新城主観で話が進むのは成功しているように思う。
まあ、ほら、なんだ。面白かった。二巻も買ってこよう。
ちなみに言っておきますと、お婆ちゃんから借りた本はこれではないですよ、流石に?