はてな年間100冊読書クラブ:091

狼と香辛料〈5〉 (電撃文庫)

狼と香辛料〈5〉 (電撃文庫)

あ、あれ。あれれー。もしかして上下巻扱いなのかな、それとも投げっぱなしなのか。投げっぱなしのような気もする。
僕が一番見たいのは今を生きる神々の話であり、二番目に見たいのは腹の底の知れない連中のさらに奥深くを探り合うような商戦であるため、今回のラヴい展開メインのお話は比較的優先順位が低いので、印象としてもそういった感じであった。
ただ、大枠としてはいつも同じことをしている気もするので、そこんとこを思えば、今回の展開も今後に繋がる感じではあろうな。
しかしラヴいのを見るにあたって、あんまりこう、引き裂かれる二人とか、すれ違いとか、そういったノリをやろうとすると僕は途端に興味を失うので、そういったことにならないように祈るほかはない。