蛇足だが、錬金による製鉄で一番の利点というのは繊細な加工が可能である、ということに当然なるであろう。つまりメイジの発想力の及ぶ範囲であれば原則どのようなパーツも作り上げることが出来る、と。うむ。これは面白そうな発想なのでメモして覚えておこう。フルプレートアーマーの類の大量生産のノウハウ以外(つまりオーダーメイドとか)そういった創意工夫と発展性が地球側よりも乏しい(あるいは乏しかった)はずなので、武具の発展は恐ろしく遅かったであろう、と考えられる。平民の特権階級(要するに富豪だが)がまだ4巻時点で一人も出てきていないので、そのあたりがゼロの使い魔系二次創作の世界観構築の要となろうな。いや、たぶんやんないけど。