はてな年間100冊読書クラブ:004

ほほー。今まで僕が読んできたラノベの中には、ここまで子供vs.大人を明確に打ち出してきた作品はなかったはずだが(僕らの七日間戦争シリーズも今にして思えばラノベだがあれはちょっと毛色が違うか)、アンリエッタですらまだ若く、周囲の老人どもは敵ばかり。仲間なのはマザリーニくらいだが、あれは大人枠というか理解者の老人枠のような気がするしな。割と甘く見ていたが、いやいや、しかし思っていたよりずっと面白いというか俺好みというか。流石にアニメ化しただけはあるわ、と思った。
いや、最初の何回かだけですっけ? アニメ化されたのは。オーフェン的な意味で。
どうでもいいがキュルケは、才人やギーシュあたりとこうやって宝探しの冒険などという意味不明なことに血潮をたぎらせているほうが、男に迫ってるときよりも可愛いと思った。さらにどうでもいいが、ギーシュはアレか。北川というか春原というか、そういうポジションなんだな。理解した。
伝説のガンダールヴ、学園長の知人、シエスタのおじいちゃん、才人と現時点で異世界から召喚された人間は4人。地味に多いな。世界は二つとは限らない、とか言い出したら神なんだが、そこまで望んで許されるのはケン・イシカワかあるいは長谷川裕一くらいかな。