はてな年間100冊読書クラブ:025

宮本武蔵(六) (吉川英治歴史時代文庫)

宮本武蔵(六) (吉川英治歴史時代文庫)

いや上ではあのように書いたが実際のところ4-5巻はさしたる面白さもなく、なんとなく他の本を読む気になっていたり(ゼロの使い魔はさんだりとか)していたのはきっとあまり面白いと思っていなかったからなのであろうが、いや、しかし6巻は面白いな。
なぜかといえば、おそらく、流浪の人間がしなびた村に漂着して頑張って開墾しつつ、襲ってきた賊どもを、農民を統率してたたき返すというような展開が実に俺好みであるからであろう、と思った。いいな、こういうのを主軸においた小説が読みたい。あるいは書きたい。
そして感想があまりに当たり障りがないのは、このあたりになるとメモを書いておく精神的余裕もなかったため、適当に書いているからなのだぜ。