はてな年間100冊読書クラブ:008

ゼロの使い魔(7) (MF文庫J)

ゼロの使い魔(7) (MF文庫J)

どうでもいいが、敵は共和制で、守るべきは君主制ってあたりに混沌を感じる。あまり大局的なことが書きたいわけじゃないのかな。
しかしキタワー.*:.。.:*・゚(n‘∀‘)η゚・*:.。.:*!!
な、なんだいったい。7巻から急激に面白くなってきたのはなんでなんだぜ。意図して子供たちvs大人という図式を作ってるのか、あるいは無意識にそういう風になっているのかはわからないが、今回は一際理不尽な大人の命令への反発と、しかし服従せざるを得ない状況に陥った話である、ということなのだろうが、ギャグとかエロネタが概ね大人向けのような気がする(セーラー服着た女の子に格別な魅力を感じるのは既にリアルにそれらを見る立場にない人間じゃねーのかなと思う。いや僕のセーラー服に対する個人感情とかそういうのはさて置きますよ?)のにも関わらずやはり人気があるのだろうと思うのは、こういう地味なところがちゃんと効いているからなのだろう。
よくよく考えると違うのかもしれんけども、特に不満らしい不満も今のところ思い浮かばないので、こういう本は久し振りだ。まさに何も考えずに読める小説であり、やはり娯楽小説というのはかくべきであろうな。