はてな年間100冊読書クラブ:009

ゼロの使い魔〈8〉望郷の小夜曲(セレナーデ) (MF文庫J)

まあやるだろうな、というイベントであったのでなんということはないのだが、全体的に漂うこの暗い感じの雰囲気が大好きである、と、それだけはいっておきたい。ティファニアは主張しすぎることもなく、かといって存在感が薄くなることもないいいキャラクターだが、シエスタの存在感がもりもり減っていくのは今後のバトル路線を暗示するかのようだ。魔法使えんしな。
あとあからさまな複線が張られてる気がするが、これはアレか、魔剣デルフリンガーはかつてのガンダールヴその人である、などという超展開か。よくある話だが、しかしそう思えば途端にデルフリンガーという名前もガンダールヴのアナグラムのような気がしてくる俺の病の深さといえばどうであろう。いやスペル調べてないけど。
まあおそらくは、俺の困った脳内フィルターを通過した際に発生したノイズだと思うが。