AOE3

インドたのしー。強いか強くないかというのはとりあえず置くとしても、シージエレファントが格好良すぎる。
まあ、そういうわけでインドではじめて調子に乗っている西欧列強どもを踏み潰してやろうと思っていたのだが、信じがたい速度で膨張したイングランド勢力のハサー部隊の電撃作戦の前に蹂躙され、インド入植地は荒野と化してしまった。ナポレオン率いるフランス砲兵隊は砦を拠点とし、先住民族の力をも借りてイングランド虎の子のファルコネット砲兵団を全滅させるほどの頑強な抵抗を見せたが、追撃するほどの余力はなく、直後に増援として現れた精鋭ハサー部隊をとめることが出来ずに町の中心を粉砕され、組織的な抵抗力を失った。
また老獪なる康熙帝の意を受けた小林老師と門下生たちは恐るべき戦闘力を見せ、寡兵ながらイングランドの総攻撃を二度も押し返す奮戦を見せたが、流石の中国四千年もファルコネット砲の一撃を受けてはひとたまりもなく、老師が捕虜となったのと期を同じくして壊滅した。偉大な指導者を失ってなお壊走せず踏み止まって最後のひとりまで戦ったあたりは流石というべきであったろうが、それゆえに清国の入植地には生きた人間は一人も残らず、完全な廃墟と化し、清国は入植地を放棄、撤退した。インドとフランスは森の奥の各地に小さな入植地をつくり、採集と研究に明け暮れ、何度となくイングランドに入植地を破壊されようともゲリラのようにしぶとく各地に現れ、迂闊にも単独行動をとったイングランド兵士を殺害し、少しずつイングランドの勢力を削ぎ、己の力を増加させていった。
危機感を持ったイングランドは総攻撃を開始。大軍が虱潰しに荒野を歩き回り、無数に存在したフランス入植地はすべて粉々にされ、フランスもまた撤退した。インドも壊滅的な打撃を受けたが、しかしアクバル大帝は屈しなかった。インドは本国から送られてきた象砲騎兵を組織的に運用し、イングランドの目をかいくぐる。ゲリラ戦は着実に戦果を挙げた。
フランス入植地を探して拠点を留守にしていたイングランドの工場を破壊しつつ、最後のフランス入植地に火を放ち勝利の美酒に酔っていたイングランドを背後から奇襲、壊滅させることに成功した。この戦いでフィールドの勢力図は一変し、イングランドは木材の不足からジワジワと抵抗線を狭めることとなり、勇猛さで名をはせるネパールはグルカの精鋭がインドの増援として到着したあたりから戦況は一方的なものとなり、工場を破壊され資源の確保が不可能となったイングランドは降伏を申し出た。
アクバル大帝はそれを許さず、包囲され撤退できなかったイングランド人を撫で斬りとした。