見に行った。
魏軍の戦術がまずかったのは、まあ、だから負けたということにもなるわけで、その辺は大前提というか話しても仕方が無いような気はするのだが(寄せ集めの大軍による統率の不徹底が理由として大きいのかもしれない。調べたことないけど)、しかし戦略的にはこの赤壁の戦いという奴はいったいどうなんだろう。
呉蜀連合軍は全軍かき集めたって10万にも満たないわけで、そうすると制海権を得るとか得ないとかいう次元ですらなく、曹操は軍団を3つくらいにわけて、1つで呉蜀連合軍ににらみを利かせて押さえ、ほか2つの軍団で上流および下流から河を渡って敵の領土を侵していくくらいのことはやるべきではなかったろうか。馬鹿正直に真っ向から決戦するというのは、討伐軍という建前を獲っている以上ある程度やむなしとはいえ、もうちょっとうまくやれんかったのかなー。
さいわい、俺の友人には三国志オタが2人もいるので、きっと俺に納得のいく解説をしてくれるに違いない!
あ、映画はそれなりに面白かったです。ただ世界中でどうのこうのといわれるほどには面白いとは思わなかった。題材の勝利だなあ。