ノアの大洪水を思わせる凄まじい豪雨が我が故郷を襲う。午後5時に既に真夜中のように暗いとかどういう末世だ。
電車はとまり、バスは動かず、川はそこかしこで氾濫し、街から人の姿が消えていく。いや、マジでこんな光景を目の前で見ることになろうとは思わなんだわ。避難勧告どころか避難要請まででやがり、仕事中うちの店の前を救急車がギュンギュン通り過ぎていく。具体的には仕事終わりまでの2時間の間に4台通り過ぎていった。こえええ。この世界にいったいなにが起こっているんだッ。
我が家は高台にあるので、俺んちが沈むようなら日本の半分以上は滅んでいるに違いないためあまり気にしてはいないのだが、すげーなあ。こんなに雨降ることってあるんだなあ。川沿いに住んでる友人どもが心配になってメールなどしてみると、ことごとくが親戚の家に避難しておった。うひー。俺んちとまりにくればいいのに。