近所の川はいまだに濁流状態だが、異常な水位はいくらかナリを潜めつつある。しかし、それこそ根こそぎ上流から流されてきたのか、川のど真ん中に先日まではなかった木々が突如として出現しているさまはシュールさを通り越して写真に撮りたいほどだ。すげーなー。これが天災か。
しかし、俺の実家周辺で避難命令が出るくらいの勢いで水没した地域というのは、おおむね、いわゆる旧被差別部落系の集落地域であることが多いあたりが、なんというか、面白いというとアレかもしれんが興味深くはあるな。江戸時代に川原住まいであり、そのままその場所に住まっているということであれば当然といえば当然なのだが、今まで考えたこともなかった。