信長の忍び
- 作者: 重野なおき
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2009/06/29
- メディア: コミック
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桶狭間は低地じゃねえとか、氏真が超暗君みたいに描かれてたりとか、そういうところでお約束をやってるところはあるんだが、しかし今川義元を弁護してくれてるのは素晴らしい。ワシは油断も過信もしていなかった! ただ運が悪かっただけだ!
天正伊賀の乱とかは、むしろ千鳥の仲介で徹底殲滅を免れた、みたいな描かれ方をするんだろうか。すると本能寺後の伊賀の不穏な情勢は、むしろ千鳥が本能寺で討ち死にした結果ということになるのかもしれん、などと考えるだけでなんか一人で盛り上がるわ。千鳥を褒めてくれた森可成の息子の、まだうら若き森成利とともに奮戦して、信長を逃がすべく修羅のように戦い、しかし明智光秀の恐るべき用兵のまえに敗れ去るわけか。ううう。すげー盛り上がるわ。