ポンペイ展

福岡市博物館。火山の噴火によって地図上から姿を消し、二千年の時を越えて眠りから目覚めて云々。煽ってる人の興奮がよく伝わってくる文章だ。
二千年前の壁画とかがまるっきり(ほぼ減色すらもなく)残っているということで大変貴重な資料だそうだが、俺にとって一番興味深かったのはやはり使われていた当時そのままの剣闘士の装備だといえる。ムルミロの兜の実物とか初めてみたかもしれんし、レティアリィの網の残骸とか、いや、まったくいいものを見た。逆にそれ以外のものは割とどうでもよかった。美術品とか嗜好品なんかはあまり興味がないんだよなあ。当時の人間の息吹が感じられるくらいの感情移入できるようになればもうちょっと違うんだろうけども。
武器からは感じられるが、それ以外のものからは無理だなー。そして常設展示である圧し切り長谷部とか日本号を見てくるのが、時間的な制約で出来なかった。ちきしょう。またいくか。