■

《劇場版 機動戦士ガンダム OO 劇場版》
を、観に行った。ハレルヤさんはマジ頼りになる男。アニメシリーズをほとんど見たことはなかったのに、何ゆえかと言われてしまえば友人に誘われたからと言わざるを得ないのだが、しかし面白かったのでよしとする。以下、ネタバレ。
事前情報ではほぼマクロスかトップをねらえ！であると聞いていたが、まったくそんな感じだった。あるいは交渉が成功したストパン１期か。
「この物の怪どもがぁ！」とか「このグラハム・エーカーが引き受けたぁー！」とか、やたらテンション高く叫ぶあたりがいかにもガンダム的な言い回しを意識しましたという感じだが、これはもともとなのかな。思っていたよりもずっと面白そうで、アニメシリーズを観てもいいかという気になってきた。バンダイチャンネルから観られるのか。どうしようかな。
で、内容だが、宇宙世紀ガンダムでやってみたいけど色々あってやれないことをやってみた、という感じだった。ハレルヤさんは二重人格で、あの状況下であの変化があったということは、アレルヤよりもニュータイプ的な能力が高いということでいいのだろうか。二重人格でニュータイプ的な能力（脳量子波のレベル？）の切り替えが効くってのは、宇宙世紀ガンダム見てたらちょっと想像するよなあ、どうなるんだろうって。ということは他にもちょっと考え付くあたりだと、ニュータイプに強化人間手術的なものを施した奴とか出てくるんだろうか。「他者とわかりあう」というニュータイプの本質を流用したというか、言語や文化どころか生命形態すらも異なる異星人に対してニュータイプ能力をもって接触するというのも、ガンダム好きな人はみんな絶対考えたよなぁ。この全編漂うオマージュ臭（もなにも実際ガンダムそのものではあるんだが）が大変良かった。
どうしようかなあ。観ようか。観よう。やたら釘がエロかったし。