THE職場飲み会

もつ鍋うまかった。
モツなどというもの、あれは身分の低い人が食うものだった……ということを、俺の母親は執拗に俺に吹き込もうとするのだが、あれは身分が低いとかそういうの云々ではなく、まず自分がモツ鍋がなんとなく嫌いであって、それに理由をつけている感がありありとしてみていて面白い。
いや、職場の飲み会なのでおかんは無論いないのだが。既にご当地グルメに近いところもあるんだし、もしそれが本当だったとしても今さらだよねえ。獣臭とかニラ臭さというか、ああいったものさえ許容することができない人がいるのは充分想像が付くので、別にムリして喰わなくたっていいんだけどさ。俺の取り分が減るしな!