テレビ番組

歴史番組の専門家枠連中の寒いこと寒いこと。
実際にはむろん専門家などではない。歴史小説家などに過ぎず、本能寺の変で信長が死ななければ産業革命は日本でも起きていた、などということを言っていたらしいのだが、どういう根拠でソレを言ったのだろうか。
いやそう思うことそのものはいい。そもそも鎖国というのは、戦国から江戸初期にかけての南蛮貿易というのはそもそも輸入超過で、貨幣として使われていた金銀の海外流出が著しかったためにやった経済政策としての側面もあるわけだが、徳川幕府が家光の代になってようやく到達した経済政策を行うまでもなく、先見の明を持って産業を起こし、工業化し、あまつさえ積極的に外界と交易をやるというのを(本能寺の変当時既に48(あと2日で49だけど))だった信長が死ぬまでに少なくとも方向性を明確に定めてから死ねた、というのか?
正直ちょっとと言わず考え辛いのだが、実際どうなのだろう。詳しい人の話を聞いて見たい。先日友人にも指摘されたが、俺はどちらかというと歴史的軍オタに近く、経済政策などに関してはカラッキシとまではいかないにせよ、あまり詳しくはない。