嫌韓

嫌韓、というのは大変エネルギーがいるものだ。
俺には出来ん。歴史的に韓国との交流が比較的深い地方に住んでいるからか、俺はキムチは好きだし、プルコギも好きで、韓国についてそこまで忌避感があるわけではないと自分では思ってるが、煽るようなニュースをみたときには不覚にも多少の怒りを覚えることもないではない。
では中国はどうかというと、不思議なことに、まったくそういう感情はわかない。最近はいろんなニュースを聞くことがあるわけだが、しかしどういうわけかまったく中国に対する忌避感を覚えることがない。何故かというと、中国人に友人がいるからなんだろうなあ、という気がする。男塾とかバキで中国に対する幻想を刷り込まれすぎたのも関係あるかもしれない。爆発しようが何をしてようが、中国はすげえなあ、さすがだなあ、みたいなノンキな感想がまず出てくるあたりが俺の限界ともいえ、まあ、そんなもんよな。
利害関係は利害関係であって当然で、そこに気に入る気に入らんはあって当然だが、まあ、それはそれとして中国に遊びにいくというくらいの心積もりは欲しいよね。『敵ながら天晴れ』というようなことを考える余裕くらいは常に持っていたいものだ。