俺がいままで

読んで来た本、というのを考える。
かつて俺は読書少年であって、今もそこそこ読んでいると思っているが、小学校当時などは学校の図書館くらいなら概ね読み終えるという程度には本を読んでいた。
そのなかで、もっとも好んでいたのは、冒険ものであったように思う。十五少年漂流記やロビンソンクルーソーや岩窟王に狂っていたのは幼稚園から小学校低学年のころで、アラビアンナイトマルコ・ポーロコロンブスの伝記に狂っていたのはもうちょっと上級生になってからだったような気がする。四年生くらいか。ガンダムと初めて出会うのもこのころ。
もうちょっとうえにいくと、失われた世界とか、海底二万マイルとかになって、そこからいきなりシートン先生やファーブル先生の著作に飛んで、そこから、どういう経緯であったかどうか忘れたが、さらにフォーチュン・クエストに飛んだんだよな。あらいずみるいさんの絵が苦手でどうにもスレイヤーズとかそういう路線のスーパーファンタジーには乗り切れなかったのだが、比較的リアリティ路線のファンタジーが好きなのは絶対に深沢先生の影響だと思う。でもロードスあたり全然読んだことないのが、魔法という概念へのスタンスに影響を与えてるんだな、と思った。んで、そのあたりでブギーポップを読んだ。これくらいまでは覚えてるんだ。
それから、なに読んでたかなあ。歴史小説を読み始めるのはもうちょっとあとだと思うので、二年くらい俺のなかで空白があるんだが、フルメタルパニックとかだったろうか。あのころは(俺の中での)ライトノベルに勢いがあった時期なので、単にラノベを読んでた気もするのだが、はて。