はてな年間100冊読書クラブ:011
- 作者: ヤマグチノボル,兎塚エイジ
- 出版社/メーカー: メディアファクトリー
- 発売日: 2006/12
- メディア: 文庫
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つうか、砂漠の民とか、イスラムみたいな描写をまさかエルフでやるとは思わなかった。すげえな。中世におけるヨーロッパ人からみたイスラム教徒という意味で、ほとんど違う生物である、という風に考えれば確かに異種族ではあろうが、ドワーフとか出てくるのかな。
どうでもいいが、これを読んでいて、タバサみたいな無口で無機質なキャラクターはあまり好きではないはずなのだが、タバサは割と気に入っている気がしてきた。なんでだろう、と考えてみれば、本読んでるからかなあ。思えば、一心不乱に本を読んでいるキャラクターというのはそれだけで親近感が沸き、たとえばリアルで俺の常識を逸するほど大量に読んでいる人間はそれだけで(多かれ少なかれ)なんとなく尊敬している気がするが、タバサもあるいはその路線なのかもしれん。いや、つまりタバサは割と好きですよ、というだけのことであり、別にどうだっていいんだけども。