はてな年間100冊読書クラブ:040

人類が消えた世界

人類が消えた世界

つうかハードカバーは時間がかかりすぎる。5冊換算とかでねえとハードカバー読みたくて買っても、100冊クラブの縛りがあればあるほど読まなくなる気がするわ。
「フューチャー・イズ・ワイルド」とか「アフターマン」とかあのあたりを期待して読むとまさに俺がそうであったように拍子抜けするので、今読んでいなくて今度読む気がある人はそこだけ気をつけるべきだと思った。
あっちはまさに「人類が滅んだあと他の生物はどう進化するか」といった趣であったが、こちらは「人類が明日にでも消滅すると」という前提で「ダムが決壊したり」とか「原子力発電所が大変なことになってチェルノブイリあるいはノスフェラスのごとくなります」とか「パナマ運河?もちろんなくなりますが?」とか「ニューヨークの地下鉄は長くもって三日でありその後は確実に浸水して沈みます。SIT!」とかいう具合にどれくらい時間を置いたら人間の影響が消滅するか、という側面をメインに書いてあるので、なにかのネタにしたい人は前述のような妄想シミュレーション本を読んだのちこっちも読んで、それを組み合わせてネタにすればいいと思った。
面白くはあったが俺はこういうのが読みたいわけではなかったので、そこはなんかこう、拍子抜け感のようなものが漂う。読むのに半月くらいかかっちまった。