僕の部屋は基本的に薄暗い。
それは僕が薄暗い中でしか生きていけない体質というわけでは勿論なく、窓の位置に対して大型家具の配置があまりに適当過ぎるからなのだ。実家住まいであるからこそ捨てられない家具もあるのだが、そうでない家具も当然あり、具体的には兄貴が中学生になるくらいまで使っていた勉強机とかはそれこそ不要物の極みである。
こういうのって、引き取り店みたいなところに声かけるしかないのかなあ。フリマに勉強机もっていくわけにもいかんだろうし、その気合も僕にはないし、上等でタフな奴ではあるけれど、オークションに入れるほど僕に情熱はないんだなあ。
母親は色々と売るの売らないのいっているが、要するに思い出があるので処分したくないようだ。しかし邪魔だとは思っているらしい。どうしたものか。